平成13年3月、F−4EJ最後のフライトの後、YS−11、U−125に乗務した。
平成20年4月1日、自衛官最後の勤務地として偵察航空隊に配置され、安全管理業務に従事。
もう二度と飛ぶことはないだろうと思っていた。
ところが、平成21年4月23日、ボスの御厚意でRF−4E後席にて最後のフライトをさせていただいた。
フライトの一週間前から手順のおさらいをしたが、なかなか思い出せない。
歳はとりたくないものだ(^^;)
不安と緊張で迎えた飛行当日、天候は晴れ、最高のフライト日和だった。
Gスーツとジャケットに身を包み、909号機へ向かう。
ん?あれれ?不思議なことに、先ほどまでの緊張感が無くなっている。
まるで昨日までF−4に乗務していたかのような錯覚が・・・(^^;)
内外部点検も身体が覚えていた。
TAXI OUT (撮影:KUMA氏 EOS-1Dmk3+EF400F2.8LIS)
午後2時、R/W03Lから離陸。
離陸後はいったん鹿島灘へ飛行し、その後福島県、長野県を経由して群馬県へ
離陸後、脚及びフラップを格納して加速し、ハイレートクライムに移る。